海外メディアの報道によると、マイクロソフトは数日前、Windows XPユーザーに対し、90日後に同システムのテクニカル・サポートが終了することを改めて警告しました。マイクロソフトは今年4月8日、Windows XPのすべてのサービスサポートを正式に終了するとのこと。マイクロソフトにサービスサポート期間の延長を求めるアナリストはまだたくさんいますが、同社の心は決まっているようで、12年以上にわたってこのオペレーティングシステムの誕生を終わらせる決意を固めたようです。
また、調査会社ネット・アプリケーションズの最近の調査によると、XPは依然としてPCの世界で2番目に使用されているシステムで、27%以上の市場シェアを占めています。Windows7やWindows8/8.1にアップグレードする個人や企業が徐々に増えているのは事実ですが、巨大な基盤を考えれば、マイクロソフトへのプレッシャーは決して小さくはないでしょう。
マイクロソフトは、4月8日以降もユーザーがシステムのアップグレードに消極的な場合、将来遭遇するゼロデイ攻撃の脆弱性はユーザーの責任となり、マイクロソフトはいかなる解決策も提供しないと警告しています。
マイクロソフトはXPのサービスサポートを提供しませんが、GoogleとSeekers Networkは、Windows XP用のChromeとFirefoxのサポートとアップグレードを提供し続けます。