ITサービスに対する需要の高まりに対応するため、オレンジはフランスのヴォードルイユに5,000 m²のサーバールームを含む16,000 m²のデータセンターを建設しました。ノルマンディー」と呼ばれるこのデータセンターは、オレンジの企業顧客と一般顧客向けのデータをホスティングする一方、オレンジのクラウドコンピューティングサービスの開発を加速し、グループ自身のIT変革をサポートします。
このデータセンターの完成により、オレンジのデータセンターのグローバル・インフラがさらに完成しました。オレンジは現在、フランス国内に16カ所、世界中に50カ所以上のデータセンターを有し、1億ユーロ以上を投資しています。革新的でエネルギー効率に優れ、弾力性に富み、高い安全性を誇るこの新世代のデータセンターは、増大するホストデータ需要に対応し、将来のクラウド・コンピューティング・アーキテクチャの展開を加速します。
ノルマンディーの新しいデータセンターが選ばれた理由は、データセンターのエネルギー消費を最適化するフリークーリング技術に必要な理想的な気象条件など、多くの利点があるためだと理解されています。たとえば、1年のうち11カ月間は、涼しい外気を利用してコンピュータ機器を冷却するため、人工空調の使用を年間80%以上削減できます。