アマゾンのクラウドサービス部門であるアマゾン・ウェブ・サービス(以下「AWS」)は木曜日、AWSのクラウドサービスを中小企業にとってより魅力的なものにすることを目的とした「AWS Activate Resource Kit」を発表しました。
AWS Activate Resource Kitは、様々な業界のスタートアップ企業向けに設計されており、迅速かつ容易にAWSサービスに慣れ親しみ、ビジネスの成長を支援するためにAWSプラットフォームを利用できるように設計されています。AWS Activateには、AWSの検証、トレーニング、開発サポートに加え、アドバイスやサードパーティ固有のサービスのためのコミュニティフォーラムが含まれています。
アマゾンは声明の中で、"スタートアップ企業にとって、簡単に始められ、成長する組織のニーズに合わせて拡張できるテクノロジーリソースにアクセスできることは非常に重要であり、AWS Activateはその助けとなります "と述べています。
AWS Activate Resource Packは、どのスタートアップでも申請できるSelf-Starterと、既にインキュベータに参加しているスタートアップのみが利用できるPortfolio Resource Packの2種類で構成されています。
業界関係者によれば、SpotifyやPinterestなど、現在AWSのサービスを利用しているスタートアップはすでに多数あるとのこと。したがって、今回のAWS Activateの立ち上げは驚くことではありません。
AWSのVice PresidentであるAdam Celipowskiは、「世界で最も成功しているスタートアップの多くは、すでにAWSプラットフォーム上でビジネスを構築しています。VC、スタートアップ、ビジネスオーナーからのフィードバックに基づき、AWS Activateは、より多くのスタートアップが迅速にAWSプラットフォームを活用してビジネスを構築できるように開発されました。今日、このリソースキットを世界中の様々な業種のスタートアップに提供できることは素晴らしいことです。"