オープンソース・ソリューション・ベンダーのレッドハットは本日、2014年度第4四半期および通期の決算を発表しました。それによると、レッドハットの会計年度第4四半期の総売上高は4億ドルで、前年同期の3億4800万ドルから15％増加し、純利益は4500万ドルで、前年同期の4300万ドルから5％増加しました。レッドハットの第4四半期決算はアナリストの予想を上回り、取引後の株価は3％以上上昇。
2013年第4四半期、レッドハットの純利益は4,300万ドル、一株当たり利益は22セント、2014年第3四半期、レッドハットの純利益は5,200万ドル、一株当たり利益は27セントでした。株式報奨費用、償却費、その他の項目を除いたレッドハットの第4四半期の1株当たり利益は39セントとなり、前年同期の36セントから増加し、アナリストの前回予想を上回りました。金融情報プロバイダーFactSetの調査では、アナリストの平均予想はレッドハットの第4四半期の1株当たり利益は37セント。
FactSetの調査によると、アナリストの平均予想では、レッドハットの第4四半期の売上は3億9880万ドル。レッドハットの第4四半期のサブスクリプション収入は3億5100万ドルで、前年同期比16％増。
レッドハットの第4四半期の営業利益は5,900万ドルで、営業利益率は14.8%でした。株式報奨費用、償却、その他の項目を除いた第4四半期の営業利益は9,700万ドル、営業利益率は24.3%でした。
2014年度通期のレッドハットの純利益は1億7,800万ドルで、2013年度の1億5,000万ドルから増加し、1株当たり利益は93セントで、2010年度の77セントから増加しました。株式報酬費用、償却、その他の項目を除いた2014年度の純利益は、2013年度の2億4,000万ドルに対し2億8,500万ドル、1株当たり利益は2013年度の1.23ドルに対し1.49ドルでした。
レッドハットの2014年度の総売上高は、2013年度比15％増の15億3,000万ドルで、サブスクリプション収入は16％増の13億4,000万ドルでした。レッドハットの2014年度の営業利益は2億3,200万ドル、営業利益率は15.1％でした。株式報酬費用、償却、その他の項目を除いた2014年度の営業利益は3億7,600万ドル、営業利益率は24.5%でした。
レッドハットの第4四半期の営業キャッシュフローは、2014年度の5億4,100万ドルに対し、1億8,500万ドルでした。レッドハットの2014年度末の繰延収益残高は12億9,000万ドルで、前年同期比18％増、前四半期比15％増でした。レッドハットの2014年度末の現金および投資保有残高は合計14億9,000万ドルでした。
この日、ニューヨーク証券取引所の通常取引でレッドハット株は0.15ドル上昇し、0.27％高の56.13ドルで取引を終えました。その後の時間外取引（米国東部時間16時32分現在）では、レッドハット株はさらに1.87ドル（3.33パーセント）上昇し、58.00ドルとなりました。過去52週間のレッドハットの***株価は61.45ドル、***株価は41.89ドルでした。
