データサイエンティストの汚れ仕事を支援するクラウドデータサービスの新興企業Paxataは、Accel Partnersが主導する800万ドルの資金調達を受けました。
Paxataの共同設立者兼CEOであるPrakash Nanduriが2012年に設立したPaxataは、データサービス分野において、データを保存・蓄積するデータ管理システムと、データを分析するために複数のソースからデータを抽出・処理・統合する必要がある分析アプリケーションとの間に共通の溝があることを指摘しました。Paxataはこのギャップを埋めることを目的としており、従来は主に手作業で行われていた、時間と労力のかかるデータ準備プロセスを実現します。
Paxataのソリューションには、コネクティビティ、ディスカバリ、トランスフォーメーション、マージ、パブリッシング、コラボレーションコントロールなどが含まれます。接続性により、複数のソースからデータにアクセスし、自動的に解析することができます。ディスカバリー機能は、全文検索、インタラクティブなテキストおよび数値フィルタ、ヒストグラム、ホットスポットなどをサポートし、エラーや重複、欠落データの特定を支援します。トランスフォーメーション機能は、データの分解、結合、重複排除、空行検出などをリアルタイムで完了できます。マージ機能は、複数のデータセットの共通属性を自動的に検出し、単一のビューにマージすることができます。データ準備の結果は、様々なBIツールに公開することができます。
Paxata は、さまざまなソースからデータを抽出できるという点で ClearStory とやや類似したサービスを提供していますが、Paxata はさらに複数のソースを単一のデータセットに統合し、ビジネスアナリストや視覚化ツールが理解しやすいようにします。