アパッチソフトウェア財団の2020年度年次報告書がこのほど発表されました。 世界最大のオープンソース財団として、アパッチソフトウェア財団は2億行以上のコードを管理し、339以上のアパッチプロジェクトを統括しています。この報告書では、2020年度の財団の主要な業績をレビューし、主要なプロジェクトやイベントの概要を提供しています。
その中でもFlinkは、コミュニティへの参加と貢献により、Apacheプロジェクトにおいて現在も多くの上位記録を保持しています:
- メーリングリスト第1位
- GitHubは2番目にアクセス数の多いサイトです。
- 2番目に多いコミット数
2019年度と比較すると、Flinkのメーリングリストの活動はトップ1を維持し、コミットは3位から2位、Githubの訪問数は大きく伸び、Apacheプロジェクトの中で2位となりました。
以下は原文の翻訳です▼。
今年で21年目を迎えるApache Software Foundationは、わずか21人の創設者からスタートし、現在に至るまで発展してきました。Apacheは報告書の中で、その「Apache Way」を強調しています。報告書によれば、このコミュニティ主導のアパッチ・ウェイこそが、何百ものプロジェクトを成熟させた何千もの開発者の共同作業につながったとのこと。報告書はさらに、「アパッチのソフトウェアは、インターネットにアクセスできる地球上のすべての国で使用されている」と述べています。
2020年度、アパッチソフトウェア財団は以下の主要な成果を達成しました:
- 約6億ドルに相当する約800万行のApacheコードを追加;
- Apacheのリポジトリは、2億2700万行以上のコードを管理しています;
- 新たに34名のASF個人会員が選出され、現在の会員総数は813名;
- 7,700人以上のコード提出者;
- 206のトップコミュニティが339以上のアパッチプロジェクトと数十のサブプロジェクトやイニシアチブを監督;
- 新卒者向けトッププログラム9選
- 現在、Apache Incubatorでは45のプロジェクトが開発中です;
- apache.orgは週に3500万以上のページビューを受けています;
- Apache Imageからダウンロードしたソースコードは約2PBです;
- 2,892人のコミッターが174,889回のコミットで60,132,710行のコードを変更しました;
- 12,413人が63,172銘柄を新規発行、2,868人が54,633銘柄を閉鎖;
- 最も活発なメーリングリストトップ5:Flink、Tomcat、Royale、Beam、Lucene Solr;
- 2,045 個の git リポジトリには約 250GB のコードとリポジトリ履歴が含まれています;
- Apache HTTP Server 25周年
- 748の個人貢献者ライセンス契約が締結されました;
- 33の企業貢献者ライセンス契約を締結;
- 40件のソフトウェア・ライセンス契約を締結
- ASFは15年連続でGoogle Summer of Codeのメンターを務めています。
Flinkの成長の一歩一歩は皆様のおかげであり、これからも皆様とともに新たな挑戦、新たな記録を目指していきたいと思います!




