記事内容の概要
UDPプロトコルの紹介
- UDP
- UDPはTCPに比べて非常にシンプルなプロトコルです。
「データグラム」:アプリケーション層が送信する完全なデータを指し、「UDPはこの完全なデータを処理せず、分割もせず、再送信のために結合もしません」。
「データグラムの定義から、UDPプロトコルのデータ長は主にアプリケーション層が送信するデータの長さによって決まり、アプリケーション層が送信するデータが長ければ長いほど、UDPデータグラムも長くなることがわかります。
UDPデータグラム内のデータの位置
UDP
- "ポート番号":ポート番号は、記事の中で言及されている、"ネットワークを使用するプロセス"を示します。
- 「16-bitUDP length": UDPデータグラムの長さ。
- 「16ビットUDPチェックサム」:UDPユーザー・データグラムに送信エラーがあるかどうかを検出します。
- 「UDPデータ」:実際に送信されるデータ。
UDP
1. UDPは「コネクションレス」プロトコルです。
例えば、AとBが電話で通信する場合、通信ではまず電話を取り出し、番号をダイヤルします。ダイヤルした時点で接続が確立したことになり、この時点で通信が可能になります。通信が終わると電話を切ります。この処理が「接続」です。UDPはコネクションレス、つまり通信を行うためにコネクションを確立する必要がなく、データを送りたいときに直接データを送ればいいのです!
2.UDPはデータの「信頼できる」配信を保証しません。
- 第一に、UDPはデータを送信したいときに送信するコネクションレス・プロトコルであり、データがネットワーク内で失われる保証はありません。
- 前のUDPヘッダーからもわかるように、これは非常にシンプルで、データが確実に相手に送信されることを保証するメカニズムは何も提供しません。
3.UDPは「メッセージ指向」です。
UDPはアプリケーション・レイヤーから送信されたデータの処理を一切行わず、そのままUDPプロトコルのデータに詰め込みます。
4.UDPには輻輳制御がありません
udpはネットワークが混雑しているかどうかを感知せず、混雑しているかどうかに関係なくデータを送信しようとします。
5.UDPの最初の部分のオーバーヘッドは非常に小さい
上のUDPヘッダー図からわかるように、合計でわずか8バイトです。