日本におけるソーシャルメディア・ユーザーの普及率はインターネット・ユーザー全体の90%を超え、毎日何億もの消費者の声が生み出されています。ブランドに対する消費者の声、商品に対する消費者の要望やニーズ、商品の使用行動に関する消費者の声を理解するために、消費者が生成したコンテンツをどのように捉えることができるでしょうか。刻々と変化するビッグデータの世界に企業が適応するために、ソーシャルメディアデータをリアルタイムかつ効率的に活用するにはどうすればよいのでしょうか。各業界の大手企業は、自社のソーシャルビジネス改革を計画する一方で、広告主が市場におけるブランドや製品のパフォーマンスを体系的かつ包括的に把握・管理できるよう、自社のブランド管理に適したソーシャルメディアリスニング管理システムの構築に取り組んでいます。
今回、AdMasterは、日本市場におけるP&Gの全ブランドのソーシャルメディアデータに基づき、科学的かつ包括的なソーシャルメディアリスニングセンターを構築します。SLCは、P&Gが日本のソーシャルメディアデータを「収集・加工・分析」し、高度なデータモデルとアナリティクスによって、消費者の声を消費者インサイトに変え、マーケティング・PR部門のコンテンツ戦略やコミュニケーション手法の開発をサポートすることを目的としています。SLCは、高度なデータモデリングとアナリティクスにより、消費者の声を消費者インサイトに変え、P&Gのマーケティング・PR部門のコンテンツ戦略やコミュニケーション手法の立案を支援します。AdMasterのビッグデータ収集・マイニング技術を活用し、P&Gがあらゆるソーシャルプラットフォームからデータを取得できるよう支援。Hadoopクラスタアーキテクチャ、膨大なデータの分散処理、分析結果のダッシュボード形式での即時表示、同時に権限設定とワークフロー管理により、ブランドの各部門間のコミュニケーションコストを大幅に削減。
AdMasterは現在、Microsoft、Coca-Cola、Reckitt Benckiserといった有名な国際ブランドのソーシャルメディア管理センターを構築していると報告されています。
2011年末、AdMasterは世界第3位のリサーチグループであるIpsosと戦略的パートナーシップを締結し、Ipsosのオンライン広告リサーチテクノロジーの日本およびアジア太平洋地域における独占的パートナーとなりました。AdMasterは2010年と2012年にそれぞれ、有名なベンチャーキャピタル投資家であるGSR Venturesから最初の資金調達ラウンドを、米国WI HarperからシリーズBラウンドの資金調達を受けました。




