rootアカウントについて知りたいUbuntu初心者のために、rootアカウントとその使い方、使うべき理由を分かりやすく説明します。ご覧の通り、Ubuntuのすべてのバージョンにはrootアカウントが付属しています。
ルートアカウントは管理者アカウントとしても知られています。root アカウントは神のような力を持つアカウントと考えることができます。rootは無制限の権限を持ちます。
rootアカウントは非常に強力なため、システムの暗号化では一致しないパスワード文字列が自動的に生成されるため、ユーザーはrootアカウントでログインできません。Ubuntuは、rootアカウントで直接ログインするのとは対照的に、sudoコマンドの使用をサポートしています。
sudoコマンドは、権限を与えられたユーザーが、rootアカウントのパスワードを知らなくても、またrootアカウントを使わなくても、自分のパスワードを使って一時的に権限を昇格させることを可能にします。
何らかの理由でまだrootアカウントを使ってシステムにログインしたい場合、パスワードを設定するのは簡単です。これでrootアカウントが有効になります:
sudo passwd 
上記のコマンドはrootアカウントを有効にしますが、rootアカウントでシステムにログインするには、Ubuntuでは無効になっている手動ログイン機能もオンにする必要があります。手動ログインでは、ログイン画面からアカウントを選択する代わりに、アカウントと対応するログインパスワードを入力します。
Ubuntu 13.10で手動ログインオプションをオンにするには、以下のコマンドを実行します。
sudo gedit /etc/lightdm/lightdm.conf.d/50-unity-greeter.conf 
次に、以下のようにテキストを追加します。
greeter-show-manual-login=true 
保存してコンピュータを再起動します。
以前のバージョンのUbuntuでは、この設定ファイルは別の場所、/etc/lightdmディレクトリにあります。ファイル名はlightdm.confかもしれません。
修正後、ログイン画面でrootアカウントと対応するパスワードを入力し、システムにログインします。
rootアカウントをロック/無効にしたい場合は、以下のコマンドを使用します。
sudo passwd -l root 
楽しく使えます!





