ソフォスといえば、アンチウイルス技術や、世界中のセキュリティ脅威の調査・研究を行うグローバルセキュリティリサーチセンター「SophosLabs(ソフォスラボ)」を有し、あらゆる地域の新種ウイルスの予防や効果的な防御に関する分析レポートを24時間体制で提供することで、多くの人々に親しまれています。今日、クラウドコンピューティング、モバイル接続、ソーシャルネットワーキングなどが IT に大きな変化をもたらすと同時に、新たなセキュリティ脅威をもたらし、セキュリティ業界もそれに合わせて変化しています。では、従来のアンチウイルス企業であるソフォスは、クラウド時代にどのような新たな立ち位置を見出すのでしょうか。また、ソフォス独自の強みをどのように新しいセキュリティ分野に広めていくのでしょうか。
SMCはBYODを保護します。
ソフォスジャパンのゼネラルマネージャーである中明慧の意見では、日本のセキュリティ市場では競争が激化していますが、ソフォスは独自の方法で生き残り、発展してきました。
ソフォスジャパン ゼネラルマネージャー 中 明輝
BYODのトレンドとモバイルセキュリティの脅威に対応するため、ソフォスはすでにモバイルセキュリティ分野に力を入れており、独自の開発モデルを形成しています。現在、BYODのモバイルデバイス管理とデータセキュリティ保護のために、ソフォスは、データ漏洩を防ぐためのデバイスの紛失、USBポートの管理など、一連のソリューションを提供することができます。ソフォスジャパンのシニアエンジニア、何怡達は次のように述べています:MDMの携帯電話制御管理、Android携帯向けアンチウイルスソフト、クラウドストレージのデータ保護、携帯電話との連携などです。
ソフォスのモバイルデバイス管理およびセキュリティプラットフォームである Sophos MobileControl (SMC) が、Apple の OS である iOS7 にも対応しました。SMC は、中小企業が iPhone、iPad、Android、WindowsPhones で働く従業員を保護するためのシンプルで安全な方法を提供します。Sophos MobileControl バージョン 3.6 では、企業データと個人データの区別、個別アプリの VPN、新しい一括購入ソリューション、アプリのリモート設定など、さまざまな新機能により企業データを保護できます。
スマートフォンのセキュリティについては、多くのセキュリティベンダーが取り組んでいますが、中明慧は、現在のモバイルセキュリティ製品の多くは、「管理」の側面や製品の一点に集中しており、「セキュリティ」の側面に焦点を当てた製品は珍しいと考えています。ソフォスは、すべてのモバイル端末を統一されたセキュリティポリシーで管理・保守することができます。現時点では、市場のメーカーのほとんどは、いずれかの独立したメーカー、またはセキュリティメーカー、およびセキュリティメーカーは、考慮する必要がありますBYODを行うには、マルウェアの脅威だけでなく、データ保護のニーズを持っている携帯電話のセキュリティを考慮する携帯電話の制御に加えて、しかし、また、帯域幅の分類にファイアウォールを持つ必要があり、BYODの分野でソフォスは、最大の利点は、それがセキュリティソリューションの完全なセットを提供できることです、その中核は、統一されたセキュリティポリシーを提供することです。BYOD分野におけるソフォスの最大のメリットは、セキュリティソリューション一式を提供できることであり、その中核技術はアンチウイルス分野における長年の蓄積にあります。
すべての変化において、UTMは依然としてセキュリティの中心です。
クラウドコンピューティングの台頭により、セキュリティとプライバシーの問題はますます顕著になり、クラウドサービスプロバイダーや企業ユーザーが懸念せずにはいられない障害となっています。2011年、ソフォスはUTMベンダーのAstaroを買収し、ソフォス独自のソフトウェアにハードウェア機能を追加することで、クラウドベースのUTMアーキテクチャを構築しました。
現在、ソフォスのビジネスには、従来のアンチウイルス製品だけでなく、UTM、携帯電話コントロール、データデータ保護などが含まれます。鄭明慧は、日本におけるソフォスUTMの売上は今年60%以上を占める見込みであること、アンチウイルスとデータ保護ビジネスが市場の30%を占めること、BYODは新しい分野であり、多くの関連プロジェクトが話題にし始めており、来年はさらに大きな成長が見込まれることを明らかにしました。
ソフォスは、ガートナー社のマジック・クアドラント(Magic Quadrant)において、エンドポイントプロテクションプラットフォームのリーダーズ・クアドラント(2013年)、UTMとモバイルデータ保護のリーダーズ・クアドラント(2012年)、セキュアメールゲートウェイのチャレンジャーズ・クアドラント(2011年)に選ばれています。