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CentOS 6.4ビルド VPNサーバー側

CentOS 6.4でVPNサーバを構築するには?下記をご参照ください。...

Sep 3, 2019 · 4 min. read
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I. VPNサーバー環境の説明

オペレーティングシステム:CentOSリリース6.4

ローカルNIC:

# ifconfig 
em1      Link encap:Ethernet  HWaddr 78:2B:CB:42:C3:68  
          inet addr:192.168.123.201  Bcast:192.168.123.255  Mask:255.255.255.0 
em2      Link encap:Ethernet  HWaddr 78:2B:CB:42:C3:6A  
          inet addr:10.100.100.201  Bcast:10.100.100.255  Mask:255.255.255.0 

説明: ローカルNIC em1はvpnクライアントへの接続を担当し、em2は10.100.100.0ネットワークセグメント上のサーバーへの接続を担当します。

この実験の目的

vpnクライアントはvpnサーバーに正常に接続できました;

vpnサーバーは、10.100.100.0ネットワークセグメントに対するvpnクライアントからのリクエストを転送できます。

II.VPNサーバーパッケージのインストール

yum による ppp および pptp パッケージのインストール

yum -y install ppp* 
yum -y install pptp* 

VPNサーバーの設定

1./etc/pptpd.confファイルを編集し、"locapip "と "remoteip "の設定項目を見つけ、先頭の#を削除します。IPアドレスを変更します。

locapipは、VPNサーバー自身のローカルIPアドレスを示します;

remoteipは、サーバーに接続するVPNクライアントに割り当てられるIPアドレスの範囲を示します。

# vi /etc/pptpd.conf 
ppp /usr/sbin/pppd 
option /etc/ppp/options.pptpd 
#logwtmp 
localip 192.168.123.201 
remoteip 192.4-238,192.5 

2.ファイル/etc/ppp/options.pptpdを編集し、最後にDNSアドレスを追加します。

# vi /etc/ppp/options.pptpd  
ms-dns 202.106.196.115 
ms-dns 192.168.123.5 

終了ファイルを保存します。

3.VPNクライアントのアカウントとパスワードを追加します。

# vi /etc/ppp/chap-secrets 
# Secrets for authentication using CHAP 
# client        server  secret                  IP addresses 
shen pptpd 123456 * 

ここでは、vpnユーザー:shen、パスワード:123456が作成されています。1つのアカウント行で、複数のアカウントを追加することができます。

4.VPNサーバーの起動

# /etc/init.d/pptpd restart 

ここまででVPNサーバの構築は完了ですが、実際の環境ではVNPサーバにルーティング機能を追加する必要があります。

IV.VPNサーバーのルート転送機能の設定

1.システムがフォワーディングをサポートするようにカーネルファイルを修正します。

#vi /etc/sysctl.conf   

net.ipv4.ip_forward = 0の0を1に変更すればOKです。

その後、以下のコマンドを実行してください:

#sysctl   

2.転送ルールを追加するためのファイアウォールの設定

説明:192.168.123.0からのアクセスはeth0カードを通して転送されます。

V. よくある質問

1.以下のエラーが/var/log/messagesログに表示されます。

エラーログの内容: PTY から失敗: status = -1 error = 入出力エラー、通常は pppd の予期せぬ終了が原因。

解決策

#logwtmp 
# /etc/init.d/pptpd restart 

再度vpnクライアントに接続してみると、ユーザーとパスワードの認証に成功します。

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