デル・ソフトウェアは水曜日、企業のIT管理者が業務およびデータ・アプリケーションを共有できるモバイル・デバイス向けの「セキュア・ワークスペース」を含む、企業のモビリティ管理のためのソフトウェアおよびサービス一式を発表しました。
デルのセキュアオフィススペースへの進出は、AirWatch、Aruba Networks、Cellrox、Citrix、Enterproid、Fixmo、MobileSpaces、OpenPeak、Red Bend、Samsung、VMwareを含む多くの競合他社に直面することになります。デルのソフトウェア部門でモビリティ・ソリューションの責任者を務めるRoger Bjork氏は、この分野が現在過密状態であることを認めつつも、デルの戦略にはApple iOS、Google Android、Windows Proタブレットなどのデバイスの管理だけでなく、Mac、Windows OS搭載PC、Linux OS搭載PC、シンクライアント管理も含まれると述べています。クライアント管理。デルは現在、暗号化、セキュリティ・ポリシー、設定の面で、ほとんどのコンピューティング・リソースをカバーする共通の対策を提供しようとしています。
デルが考えるBYOD(Bring Your Own Office Device)にはPCとMacが含まれ、スマートフォンやタブレットに限定されません。デルは現在、この現象に対応する管理されたエンタープライズ・イメージを作成するソリューションを提供しており、デルのモビリティ・ソリューションはパートナーであるMoka5の協力を得て、この機能を提供します。
ビョーク氏によると、デルのエンタープライズモビリティ管理分野への参入、特に「セキュアなワークスペース」の立ち上げは、社内の研究開発成果に基づくものであり、近年買収した技術の活用でもあります。Wyseの買収により、デルはSaaSインフラを獲得し、Kaceの買収により、前者のシステムおよび資産管理ソリューションは、デルのエンタープライズモビリティ管理ソフトウェア製品およびサービス群の一部となりました。
ビョークによると、「これは****ワークスペース・コンテナです。これには、電子メール、カレンダー、連絡先、セキュア・モバイル・ブラウザ、ローカル・ファイル・エクスプローラに関する権限が含まれるとのこと。デルは、関連するソフトウェアとサービスを来年早々に販売開始する予定であり、モビリティ・ソリューションはユーザーの契約方法に応じて課金したいと考えているとのこと。





