よくタレコミを受けるテック系ブログAll ThingsDが、本日新たなニュースを伝えています。その編集者であるカーラ・スウィッシャーが木曜日に書いたところによると、事情に詳しい情報筋によると、フォードのアラン・ムラーリーCEOは現在、マイクロソフトのCEO候補の中でトップを走っているとのこと。
今年8月にバルマー氏が来年中の退任を表明した後、ヘッドハンティング会社のハイデリック&ストラグルズはマイクロソフトのバルマー氏の後任を探していました。その直後、マイクロソフトは72億ドルでのノキア買収を発表。当時、業界関係者の間では、ノキアのCEOに復帰したスティーブン・エロップ氏がマイクロソフトのCEOになることが有力視されていましたが、その理由は、この買収が巨額であっただけでなく、エロップ氏がノキアの携帯電話事業を熟知していたからです。
マイクロソフトの最高経営責任者(CEO)には、依然としてエロップ氏が有力視されているものの、ここ数週間で、企業再生の経験を持つムラリー氏に軍配が上がり始めているとのこと。
シアトルに本拠を置くボーイング民間航空機グループのCEOであり、以前からシアトルでの復職を望んでいたこと、ムラリーは現在もシアトルに不動産を所有していることなど。さらにムラリーは、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが最近行った経営体制の再編成の際、非常に親しいアドバイザーでした。
しかし、ムラリーはこれまで、デトロイトの自動車メーカーを去るという噂をきっぱりと否定していました。しかし、情報筋によれば、ムラリーは当初マイクロソフトの最高経営責任者になることは考えていなかったものの、ここ数週間でその考えを受け入れるようになったとのこと。ムラリーはフォード・モーターの最高経営責任者を7年間務めており、ビジネス・リーダーとして有名。
ムラリーは現在マイクロソフトと契約交渉中ではないが、マイクロソフトは彼と真剣に話し合っている、と情報筋。今のところ、マイクロソフト社もムラリー氏もこの噂には反応せず。
また、情報筋によると、現在のマイクロソフトCEO候補には、マイクロソフト幹部のトニー・ベイツ氏も含まれているとのこと。ベイツ氏は以前SkypeのCEO。





