OS X Mavericksオペレーティングシステムにアップグレード後、一部のユーザーでMailメールに異常が発生しています。問題が発生しているユーザーの多くはGoogleのGmailメールサービスを使用しており、メッセージの受信、メールの並べ替え、削除の際に異常が発生しています。
Appleは現在、MavericksのMailソフトウェアに存在するこの問題を認識しており、社内およびAppleSeedメンバーを通じて新しいMailのテストを開始しています。テストされているMailソフトウェアのバージョンはv7.0、1822で、Mavericksの一般ユーザーが現在使用しているMailソフトウェアのバージョンは1816です。
Appleがテスターに公開した情報では、このアップデートによってGmailやスマートメールの問題が修正され、全体的な安定性が向上するとしており、テスターに対して以下の問題をテストするよう求めています:
- iCloud、Gmail、Exchangeなど、通常のアカウントでメールソフトをご利用ください。
- メールメッセージの送信
- 一定間隔で新着メールを受信・閲覧
- メールサーバーのフォルダ、Macのフォルダ、スマートフォルダへのメールメッセージの読み込みと転送
- 適切なメールメッセージの削除
- 電子メールメッセージの転送または削除の取り消し
- 第一レベルのウェブメールで メール・メッセージを既読/未読としてマークし、同期するかどうかを決定します。
このMail内部アップデートはパッチのダウンロードであり、新バージョンのフルインストーラーではありません。さらにソースによると、OS X Mavericks 10.9.1は開発中ですが、10.9.1とは別にリリースされるのか、10.9.1と一緒にリリースされるのかは不明です。Appleは、このMailのアップデートが重要であることを指摘し、特別な方法でフィードバックをするようテスターに求めています。




