東京時間11月13日23時、マイクロソフトはVisual Studio 2013の発表イベントを開催し、その模様は全世界にライブ中継されました。このイベントでは、Visual Studio 2013と.NET 4.5.1が正式に発表されたほか、Windows Azure上で動作し、クラウドでの開発体験を拡張する新しいクラウドベースの開発者向けサービスであるVisual Studio Onlineも発表されました。Visual Studio 2013とVisual Studio Onlineは、強力なデスクトップIDEとクラウド上の豊富な開発サービスを組み合わせたVisual Studioの新時代の幕開けを象徴するものです。
Visual Studio 2013と.NET 4.5.1により、開発者はクラウドOSビジョンの一部として最新のアプリケーションを構築できます。デバイスとサービスの変革は業界全体のソフトウェア開発を変えつつあり、開発者はこのシフトの中心にいます。Visual Studioだけでなく、Visual Studio Online、MSDN、Azureによって、開発者はクラウドでのモダンなアプリケーション開発をさらに完全に体験できるようになります。
発表会のハイライトをいくつかご紹介しましょう：
-Visual Studio 2013と.NET 4.5.1は、世界中の最新のMicrosoftプラットフォームで動作し、最新のアプリケーション開発に最適なツールを提供します！
-Visual Studio Onlineは、クラウドベースの開発者向けサービスの豊富なコレクションを提供する新製品です。
-TFSは、Visual Studio Onlineの一部として、ホストされたソース管理、ワークアイテム追跡、アジャイル計画、ビルド、負荷テストサービスを提供します。
-Visual Studio Online Application Insightsは、可用性、パフォーマンス、利用状況に関するデータに基づき、アプリケーションの健全性を360度表示する新しいサービスで、開発者はアプリケーションの使用状況やパフォーマンスを確認したり、問題が発生した場合に診断情報を収集したりすることができます。
-Visual Studio Online "Monaco "は、開発者がブラウザベースのAzureウェブサイト上で編集できるクラウド上のコーディング環境です。
-マイクロソフトはXamarinと提携し、.NET開発者のアプリをIOSやAndroidを含む他のデバイスに広げる手助けをします。
-Microsoftは、Visual Studio 2013との互換性を強化するため、Visual Studio 2012に対する4つ目の修正も提供しています。
Visual Studio Onlineは、クラウドでホストされるTFSまたはGITと説明されており、プログラマーは独自のサーバーをセットアップすることなく、TFSのフルサポートを受けることができます。Visual Studio Onlineは、5人までのチームであれば、60分の開発時間と15,000分の負荷テスト利用を含めて無料で利用できます。より多くのサポートを必要とする大規模なチームには、0.05ドルと0.002ドルで追加の開発時間と負荷テスト時間を購入できます。
発表イベントでは、MicrosoftのエグゼクティブであるS. Somasegar氏、Scott Guthrie氏、Brian Harry氏が基調講演を行い、Visual Studio 2013の新機能を紹介しました。また、Microsoftの技術チームのメンバーが、Web開発、Visual Studio IDE、アジャイル開発、Windows 8.1開発などのトピックについてインタラクティブなインタビューを行いました。
