あるサプライヤーが別のサプライヤーの計画を発表する手助けをする、というのは誰もが見たがるものです。どうやら、今週月曜日にも同じことが起こったようです。Wall Street JournalのCIOブログは、月曜日にRackspaceの社長兼共同設立者であるGraham Weston氏の話を引用して、Salesforce.comがOpenStackのオープンソース・クラウド・テクノロジーの使用を開始すると報じました。
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というのも、SaaS型CRMのリーダーであるセールスフォース・ドットコムは典型的なブラックボックスであり、セールスフォースはオラクルのデータベースとミドルウェアに大きく依存しているからです。昨年、Postgresデータベースが検討されていることを示唆するニュースが発表され、大騒ぎになりました。クラウドの権威は「オープンソースとプロプライエタリ」を求め、謎を指摘しました。
ちなみに、Salesforce.comがOpenStackの企業スポンサーでないことは驚くことではありません。実際、今日OpenStackに参加するとともにOpenStackのスポンサーになっている企業の数は非常に広がっており、Oracleは1週間ほど前にOpenStackの企業スポンサーに加わりました。Amazon CloudとMicrosoftの2社だけがリストに入っています。
では、なぜWestonはSalesforce.comを内部告発するために出てきたのでしょうか?RackspaceはOpenStackの創設者の一人であり、現在も主要なサポーターです。OpenStackがエンタープライズ・クラウド・インフラに参入することは、当然OpenStackの利益につながりますし、Salesforce.comはエンタープライズ・アプリケーションとして定評があります。
この混乱は、昨年のMirantis騒動に似ています。PayPalがVMware(またはその一部)からOpenStackに切り替えると報道されましたが、真実はそれよりもう少し微妙でした。ですから、それなりの規模の小さな企業が、あるテクノロジーを完全に捨てて別のテクノロジーを選ぶという人がいたとしても、その言葉を鵜呑みにしない方がいいかもしれません。
最後に、Salesforce.comの技術プラットフォームの変更についてですが、これはあまり知られていません。しかし、私はこのOpenStackの中傷の中に真実の種があることに賭けています。