ウェスタンデジタルは、公表することなく、ブラックディスクの製品ラインを静かに更新し、番号の最後の4文字をFAEXからFZEXに変更しました。
FAEXシリーズのブラックドライブには、500GB、1TB、2TB、3TB、4TBの容量バージョンがあり、いずれも800GBのシングルディスク5枚パックになっているので、新しいFZEXシリーズも待望の1TBシングルディスクに切り替わるのかと思いきや、残念ながらそうではありません。ウエスタンデジタルは「製品は同じ」と言います。
1TBを採用しない理由について、ウェスタン・デジタルは何も説明していませんが、大量生産するにはまだ成熟していないのでしょうか?
また、FZEXシリーズでは、ブラックディスクユーザーがより大容量を求めると判断したのか、500GBモデルを廃止。
SATA 6Gbpsインターフェイス、7200RPMの速度、64MBのキャッシュ、これらすべてに変更はありません。速度です。
公式仕様書によると、各モデルの内部持続データ転送速度は以下のように異なります:
4TB:154MB/秒 - 171MB/秒、11パーセント向上
3TB:154MB/秒 - 168MB/秒、9パーセント向上
2TB:138MB/秒 - 164MB/秒、19パーセント向上
1TB:126MB/秒 - 150MB/秒、19パーセント向上
ウェスタンデジタルは、4TBで40%も高速化できる場合もあると主張しています。
明らかな高速化の多くは、アルゴリズムの改良とメインコントローラーのアップグレードによるものです。ウエスタンデジタルによると、新しい高解像度コントローラーは、依然としてデュアルコアですが、32ビットから64ビットになり、シーク精度が向上したため、全体的なパフォーマンスが向上しました。
さらに、新しいドライブには、このような問題に内部で対処する新しい振動制御と衝突保護技術が組み込まれており、長期間の使用におけるデータ精度、性能、信頼性が向上しています。
スペックシートにもあるように、1TB版の平均シークノイズは33dBAから30dBAに減少していますが、スタンバイノイズは28dBAから29dBAにわずかに増加しており、スタンバイ時およびハイバネーション時の消費電力は0.7Wから0.8Wにわずかに増加しており、その他は変更されていません。
正確な出品時期と価格は不明ですが、元の価格のままであるはずですので、興味のある方はディスクの番号を見て区別してください。





