情報通信ソリューションプロバイダのファーウェイは、同社のGSM-RがトルコのTCDD(トルコ国鉄)からカヤス-カイセリ鉄道プロジェクトの受注に成功し、近日中に納入を開始すると発表しました。これは、トルコの鉄道市場におけるファーウェイのGSM-Rの新たな躍進であり、トルコのEskisehir-Alayunt-Kutahya-Balikesirプロジェクト、Alsancak-Cumaovası-Torbalı-Tepeköyプロジェクトに続くものです。現在、ファーウェイはTCDD*** GSM-Rサプライヤーとなっています。
トルコのカイヤス-カイセリ鉄道は、トルコ第7の大都市であるカイセリ市とカイヤス市を結ぶ鉄道で、総距離367km、22の駅があります。ファーウェイのGSM-Rは、ETCS L2のカラム制御情報を伝送し、関連サービスを提供するとともに、既存のネットワーク機器プロバイダーであるNSN(ノキア・ソリューション・アンド・ネットワークス)のGSM-Rコアネットワークとのインターフェースを提供します。プロジェクトが完了すれば、カイセリ市、カヤス市および沿線地域の旅客輸送能力が大幅に向上し、沿線地域の急速な経済発展が促進されます。
ファーウェイは2002年以来、鉄道情報システム、ソフトウェア・アプリケーションおよびサービスを統合し、安全で信頼性の高いGSM-R鉄道通信システムの提供に尽力しており、現在では業界をリードしています。2012年を通じて、ファーウェイは海外の新規GSM-Rシェア61%を獲得し、業界1位***となりました。2013年第2四半期現在、ファーウェイのGSM-Rは世界で14,000キロメートル以上の鉄道をカバーし、日本におけるGSM-Rの市場シェアは48%と高く、国内外の多くの鉄道業界のお客様にサービスを提供しています。