情報通信ソリューションを提供するファーウェイは、10月17日から18日にかけてドイツ・フランクフルトで開催されたグローバル・リテール・インフォメーション・カンファレンス（GRIC）に参加しました。会議では、ファーウェイの西ヨーロッパエンタープライズ・ソリューション部門の責任者であるアンドレアス・ノイヘルツ（Andreas Neuherz）氏が、ファーウェイの小売業界に対する理解を説明し、ファーウェイのスマート小売ソリューションを紹介しました。
伝統的な小売業界はeコマースとの熾烈な競争に直面しており、顧客体験を向上させ、オンライントラフィックをオフラインに戻し、業務効率を改善して利益成長を維持することが急務となっています。ファーウェイはこの課題に対処するため、ワイヤレス・モール、ショップ・トレジャー、ショップ・オール・イン・ワン・マシン、セキュア・モールのあらゆる側面をカバーする新世代のスマート小売ソリューションを開発しました。
ファーウェイのワイヤレスモール・ソリューションは、フルカバーのWIFIネットワークを展開することで、顧客がセルフサービスで商品情報を照会したり、セルフオーダーをしたりすることを可能にし、モールのスタッフはスマートフォンやPADを使って、いつでもどこでもパーソナルサービスを提供することができます。ファーウェイはパートナーと協力し、携帯電話所有者の位置情報を正確に把握できる位置情報ベースの精密サービスを開始することで、店舗ナビゲーション、車の逆探索、電子クーポンのスキャンとダウンロード、ターゲット・マーケティングなどの付加価値サービスを実現します。
アンドレアス氏は、「ファーウェイのスマート・リテール・ソリューションは、大規模な総合ショッピングモール、小規模なチェーン店、本社や地域センター向けにオーダーメイドのソリューションを提供することで、顧客のショッピング体験を効果的に向上させ、加盟店の運営コストを削減し、業務効率を改善することができます。
アンドレアス氏によると、ファーウェイの小売ソリューションは現在、中東の小売大手アルシャヤ・グループやオランダのスーパーマーケットチェーン、アメイジング・オリエンタルなど、世界の小売業界で利用されています。
