ロゴの変更、IPO、製品パッケージの改善、新CEOの就任など、2013年のバラクーダは多くの変化を遂げました。クラウドセキュリティとストレージソリューションのプロバイダとして、バラクーダは現在、より幅広い製品を提供しています。セキュリティでは、スパム対策製品、ファイアウォール、アプリケーション保護やWebフィルタリング製品、ストレージでは、アーカイブやバックアップ製品などがあります。バラクーダ・ジャパンのジェネラルマネージャである沈培治は、最近のインタビューで、2014年もバラクーダはクラウドセキュリティとストレージソリューションのエキスパートとしての地位を確立し、お客様のシンプルなITの実現に貢献していくことを対外的に明らかにしました。
クラウドをより安全にするためのマイクロソフトとの提携
また、バラクーダは2013年にBarracuda Backup Serviceのバージョン5.2を発表しました。このバージョンでは、Barracuda Backup LiveBootリカバリテクノロジをクラウドに拡張しており、クラウドにレプリケーションされたVMwareイメージをブートして、必要に応じて重複排除されたストレージからデータを直接抽出できます。現在、クラウドストレージを提供し、VMwareバックアップをクラウドでリカバリできるバックアップ製品はほとんどありません。Barracuda Backup ServiceのCloud LiveBoot機能は、クラウドでVMwareソースを実行し、設定なしで重複排除ストレージからサーバをブートする簡単な方法を提供することで、この問題を解決します。
ADC:アプリケーション・セキュリティのロードバランシングへの統合
データセンターの統合が進むにつれて、ユーザーは既存の機器にアプリケーションを追加する傾向が強まっており、ADC市場の成長を促進すると考える調査会社もあります。同時に、アプリケーション・レイヤのセキュリティ問題はより顕著になりつつあり、セキュリティ防御の第一線を構築するアプリケーション・デリバリ製品への需要が高まっています。
この傾向を受けて、バラクーダは、ロードバランシング、アプリケーション高速化、アプリケーション制御、およびWebアプリケーションセキュリティ保護を統合し、よりセキュアで最適化されたソリューションをエンタープライズデータセンターに提供するアプリケーションデリバリコントローラをリリースしました。現在、世界中の17,000人以上のユーザがバラクーダのアプリケーションセキュリティおよびロードバランシング製品を利用しています。
2014年の計画についてシェン・ペイジ氏は、日本ではバラクーダの主な製品として、アンチスパム、アプリケーションファイアウォール、ADC、アーカイブ製品があります。今後の市場需要は2つの側面から来るでしょう。1つ目は、顧客が新製品を買い換えること、2つ目は、一部の顧客がセキュリティやストレージなどのIT管理に注力していることです。アプリケーションファイアウォールの需要もITアプリケーションの成長とともに増加するでしょう。
2014年初頭のバラクーダのさまざまな分野での展開から判断すると、新しい年はすでに好調なスタートを切っています。バラクーダは、レポート「IDC Marketcape: 2013-2014 Worldwide Email Security Appliance/Software Vendor Evaluation」で主要ベンダに選出され、ガートナーの「The Competitive Landscape: 2013 Report on Worldwide Open Systems Backup and Recovery Appliances(競争環境: 世界のオープンシステムバックアップおよびリカバリアプライアンスに関する2013年レポートでも評価されました。




